引き出物は、結婚式に出席してくれたゲストへ感謝の気持ちを伝える贈り物。せっかく贈るのなら、友人、同僚、家族、親族、ゲスト全員に喜ばれるものを選びたいですよね。引き出物のマナーや、実際に引き出物を受け取った方の声などもあわせて、おすすめの選び方をご紹介します。
ぜひ、おふたりにあった引き出物を見つけて、素敵なご結婚式をお迎えくださいね。
調査名:引き出物に関するアンケート調査
調査対象:男女 300名
実施日:2024年1月29日
結婚式の「引き出物」は、古くは主が招待客に対して、庭先に馬を”引き出して”贈ったことに由来すると言われています。いつしか馬から金品へ変化し、酒席の贈り物として定着。現代では、結婚式に出席してくれたゲストへの新郎新婦の感謝や想い出を込めた贈り物となっています。
結婚式全体を通して、形式張ったものから「自分たちらしさ」を大切にするご夫婦が増える昨今。引き出物も、カードタイプにしたり、当日は渡さずに後日宅配型にするなど、しきたりに縛られず、自分たちが本当にゲストに贈りたいもの、ゲストに喜んでもらえる形を選択される方も増えてきています。
引き出物全体の総額は、ご祝儀に合わせて贈り分けをされる方が多いです。引き出物の一人あたりの予算は、総額5,000円〜10,000円程度が相場です。
贈る相手 | ご祝儀相場 | 引き出物 総額平均 |
---|---|---|
友人・同僚 | 30,000円 | 4,000円〜6,000円 |
上司・先輩 | 30,000〜50,000円 | 5,000円〜7,500円 |
親族・ご夫婦でご参加の方 | 50,000円〜100,000円 | 7,000円〜12,000円 |
実際に結婚式を開いた方々の引き出物予算を調査した結果をご紹介します。
友人や同僚、上司や先輩への引き出物のひとりあたりの総額は、どちらも5,000〜6,000円が1位でした。
2位は3,000円〜4,000円。上司や先輩には、6,000〜10,000円、10,000円以上のものにしたという方も、合わせて29%と、約3割いました。上司や先輩の年齢によっても、ご祝儀の金額が変わりますので、お相手やご祝儀の金額に合わせた予算で贈るのが良いでしょう。
親族やご夫婦で参加された方には、1家族で1点を渡すことも多く、その分予算も上がります。親族でもお一人で参加の方には5,000〜6,000円程度、2名以上の参加の方には10,000円以上のものを用意したという方も多いようです。
3点を贈る方の総額の内訳は、メインギフトはご祝儀相場の10%を目安に3,000円〜10,000円、引き菓子1,000〜1,500円、縁起物1,000〜1,500円などが主流です。
引き出物は、メインのギフト、引き菓子、縁起物を加えた3点を贈るのが一般的です。
偶数品は割れる=別れることを連想させるということから、縁起物をプラスした奇数3品の組み合わせが良いと言われていますが、正式なマナーでは無いため必須ではありません。
最近では数よりも質を重視したいという観点から、メインギフトに予算を寄せて2点にする方や、豪華1点にする方も増えています。
実際に調査結果でも、引き出物の平均個数は2.6品目。3点で贈った方が29%、1点にまとめて贈った方が29%、2点で贈った方が22%と、引き出物の数は新郎新婦によって様々となってきています。
予算が決まったら、いざ何を贈るか選ぶステップです。先輩花嫁・花婿のみなさまに、引き出物を選ぶ際に大切にしたポイントを聞いてみました。
風習や伝統・マナー以上に、自分たちのゲストに本当に喜んでもらえるものなのか。形式的に贈るのではなく、自分たちの気持ちがゲストにしっかり伝わるか、を重視して選ばれている方が多いのが分かります。
では、どんな引き出物を贈ればゲストに喜んでもらえるのでしょうか?実際に、引き出物を受け取ったことがある方を対象に、もらって嬉しかった、嬉しくなかった引き出物に関して調査しましたのでご紹介します。
人気1位はカタログギフト。記念品などのモノが多いイメージもある引き出物ですが、2位は、グルメ・スイーツでした。具体的には、「使わないものをもらうようりも、好きなものを受け取れるのがありがたい」、「普段買わないようなグルメ・スイーツをもらえると嬉しい」、「ブランドものの食器をもらって愛用している」、というようなお声がありました。
もらって嬉しかった理由を伺うと、1位「実用的だったから」、2位「好みに合うものだったから」に続き、3位に「当日の荷物にならなかったから」がランクインしました。二次会への移動があったり、遠方からの参加者や、慣れない服装、ヒールなどを履いて参加される方もいる中、「荷物が増えない」というのはゲストにとって大きなポイントになっていることが分かります。
一方で、正直嬉しくなかった引き出物はあるかを聞いてみたところ、1位「食器・グラス」、2位「タオルなどの生活雑貨」に続き、3位に「カタログギフト」4位に「石鹸や洗剤などの消耗品」がランクイン。
順番の入れ替えはあるものの、上位4位はもらって嬉しかったものと同じ項目が並ぶという結果になりました。
「有名ブランドの食器セットでしたが、自分の趣味には合わず、箱も開けないままになっている。」「上等なタオルをもらったが既に愛用しているものがあり使わなかった。」など、人気のアイテムを贈っても、人によっては好みが合わず使えなかったという経験をしている方も少なくないようです。
人気のカタログギフトにも、「選ぶのが面倒で放置していたら期限が過ぎた。」「毎度同じような中身のものが多く、欲しいものが見つからなかった。」「なんだか味気ないと思った。」という意見が見られました。
好みやライフスタイルもより多様化している今、年齢も職業も異なる結婚式のゲストに対して、全員が喜ぶ品物選びは至難の業ですよね。
好きなものを受け取って喜んでもらいたい、という想いから、やっぱり人気のカタログギフト。アンケート調査でも、65%の方がメインギフトにカタログギフトを選んでおり、主流となっているのが分かります。
最近は、冊子タイプのカタログギフトではなく、QRコードやURLが書かれていて商品はオンライン上で選ぶカードタイプのものも増えてきています。冊子タイプよりもゲストの荷物にもならず、冊子作成の費用がかからない分、お安くなっているものも。
一方で、年配のゲストなどは、カードタイプだと受け取り方がわからない、受け取れないということもあります。相手に合わせて、冊子タイプ、カードタイプを変更したり、親族などにはカタログギフトにせずに別途品物を贈る、後日自宅に直接配送する、などの工夫をされるのもいいでしょう。
予算ごとでの贈り分け、だけではなく、男友達、女友達、などの関係性属性や年齢、好みに合わせて贈り分けを行うことも可能です。センスの良いものが好きな女友達には、人気のブランドが出しているカタログギフトを。大学時代の友人には体験系のカタログギフトを。同僚や上司には、グルメ中心のカタログギフトを。など、相手に合わせて選ぶのも良いでしょう。
数種類で贈り分けをする場合は、受け取り間違いがないように、式場と事前に細かく打ち合わせておくことも重要です。
引き出物にカタログギフトを選んだ理由を聞いてみると、相手の好みがわからないから好きなものを受け取って欲しい、不要になってしまうものは贈りたくない、という意見が上位に。当日のゲストの荷物を増やしたくないという観点から、カタログギフトを選択される方も多いです。いずれも、ゲストに喜んでもらいたい、という想いが根底にあるのが分かります。
カタログギフトを受け取った方からは、「日常で使えて、自分では買わないちょっといいものを貰えるから嬉しい。」「品物でもらった引き出物はとことん趣味でないものが多かった。カタログギフトは無駄にならないから良い。」などのお声があり、新郎新婦の想いと一致しています。
やはりカタログギフトの一番のメリットは、もらった側が好きなものや必要なアイテムを選べること。幅広いジャンルの商品が掲載されているものであれば、タイプの異なるゲストにも喜ばれ、荷物にもならずで喜ばれるでしょう。
一方で、カタログギフトを受け取った方に聞いてみると、欲しいものがあった方は48%。特に欲しいものはなかったが受け取ったという方が31%、受け取らなかったという方が合わせて20%を超えているという結果に。
特に欲しいものがなかった、受け取らなかった、と回答した方からは、「いらない選択肢が多くて選ぶのが面倒になる。」「いつも受け取りを忘れてしまう。」「引き出物を選ぶのが面倒だったのかな、と思ってしまう。」などのお声がありました。
カタログギフトはメリットも多い引き出物ですが、受け取る人によっては合わないこともあります。カタログギフトが主流になり、種類も豊富になってきているからこそ、大変ではありますが、ゲストそれぞれの趣味思考などを調査しつつ「贈り分ける」ことがより重要になってきていると言えるでしょう。
ゲストひとりひとりに合わせて品物を選んで贈り、ゲストはその品物をそのまま受け取る、もしくは別の候補から選び直して受け取ることができる。そんな品物ギフトとカタログギフトの良いとこ取りをしたような引き出物サービスが、「GIFTFUL Wedding Plan」です。
・個別のメッセージを添えて贈る、カードタイプの引き出物
・ひとりひとりに合わせた品物の贈り分けが簡単に
・ゲストが受け取る品物を変えられる「選び直し」機能つき
・ゲストが式の感想やお礼を返信できる「お礼メッセージ」機能つき
GIFTFUL Wedding Planでは、新郎新婦からゲストへの個別のメッセージと、引き出物受取用のQRコードが印刷されたギフトカードをゲスト1人1人に配布します。これ1枚で「席札・メッセージカード・ギフトカード」の3役を果たしてくれるカードです。
準備はオンラインで簡単。品物は後日配送するので、当日のゲストの荷物にもなりません。
ゲストは、新郎新婦が選んだ品物をそのまま受け取る、もしくは同価格以下の候補から欲しいものに選び直すことが可能です。あえて1つ選んで贈ることで、ゲストは自分のことを想って選んでくれた新郎新婦の気持ちと共に、本当にもらって嬉しい引き出物を受け取ることが可能です。
GIFTFUL Wedding Planでは、新郎新婦からのメッセージに対して、ゲストもメッセージカードの返信が可能です。当日の感想やギフトへのお礼のメッセージが届くので、結婚式後にも余韻を楽しめる新郎新婦に人気の機能です。
ただ引き出物を渡して終わり、ではなく「ゲストとのつながりを大切にしたい。」そんな新郎新婦におすすめの引き出物サービスです。
実際にGIFTFUL Wedding Planをご利用いただいた新郎新婦から、様々な喜びのお声をいただいています。
引き出物は複数個渡すのではなく、本当に良いものを1個選んで贈りたいと思っていたのでGIFTFULはぴったりでした。メッセージを全員分書くのは正直大変でしたが、手間をかけた分、ゲストの記憶に残る引き出物になったと思います!
体験談はこちらから: 型にはハマらない。私たちらしく、想いを届けた結婚式 | GIFTFUL体験談
野外Weddingだったので、メッセージカード・引き出物・名札としても役割を果たしてくれるギフトカードはゲストの荷物にならず助かりました。ギフトの種類も最近話題のブランドがあったりとセンスが良くて選ぶのも楽しかったです。沢山お礼メッセージが届いて、結婚式の後も楽しい想い出の余韻に浸れました。
体験談はこちらから: 結婚式の新たな形を模索した。自分たちもゲストもとことん楽しむ、YUTAKANA Fes | GIFTFUL体験談
荷物にならない引き出物はカタログギフトしかないか…、と悩んでいた時にGIFTFULを見つけました。ゲストのつながりを大切に、というのが僕達の結婚式のコンセプトともマッチしていて利用を決めました。「選んでくれたやつにしたよ!」「こっちに選び直したよ!」など、引き出物を起点に会話が生まれ、あたたかみのある贈り物となり嬉しかったです。
おしゃれ!センスがよい!とゲストに言ってもらえるような、人気の引き出物をご紹介します。
いつもの料理も、特別な料理も、どんな時でもワンランク上の食卓に。
そんな想いからデイリーユースでマルチに使えるうつわづくりを続ける「きほんのうつわ」の、定番小皿の2枚セットです。
落ち着いたカラーではどんな料理にもぴったり。
1セット持っていると食卓が楽しくなりますよ。
醤油の香りと、イタリア産・最高級白トリュフの香りが絶妙にマリアージュされ、和食にトリュフのアクセントを与える魅惑の一品。
卵かけご飯に少しかけるだけで、話題のトリュフ卵かけご飯が楽しめます。
濃厚なのに軽やかで、外はしっかり、中はとろけるやわらかさ。
世界中のカカオ豆の中から厳選した豆を使用し、オリジナルレシピから丁寧に仕立て上げた、王道でありながらも新しい、これぞMinimalのガトーショコラと呼べる一品です。
毎日の家事を心地よい時間に変えるホームケアブランドKomonsの、ゆずの香り漂う「食器用洗剤」と、キッチン周りの掃除に便利な「マルチクリーナー」のセットです。
ちょっと面倒な食事のあとの食器洗いやキッチンの掃除。
そんな時間をもっと「プラスの時間」に変えてくれる、使うたびに豊かな香りが部屋中に広がる手にも優しいアイテムです。
個性豊かなスペシャルティコーヒーを、コーヒー好きなあの人に。
PostCoffeeのロースターパートナーである世界中の人気コーヒーショップの味わいが一度に堪能できるギフトセットです。全てトップクオリティのスペシャルティコーヒーなのでコーヒーが好きな方におすすめです。
ミシュランシェフがつくる新食感のもっちゃりカヌレ
新潟のカヌレ専門店、Canelé de CHIANTI(カヌレドキャンティ)の全18種のフレーバーが全て入ったSETです。
ミシュラン新潟版にも掲載されたモダンイタリアンレストラン「Atelier CHIANTI(アトリエキャンティ)」のオーナーシェフが作るカラフルで"もっちゃり" 新食感のカヌレを堪能いただけます。
高級ホテルをイメージさせる香り高いバスオイル
肌をひきしめたり高い保湿力を持つ植物オイルをたっぷりと配合。
近年、伊勢丹 新宿店などの有名百貨店での取り扱いなど、全国的にも高く評価されているFoo Tokyoのバスオイルです。忙しい方にリラックスタイムの贈り物として。
大切な時間にそっと寄りそう、柔らかなHOLONのジン。
華やかな香りと柔らかな味わいが、自然と身体に馴染み、心がふわっと浮き上がるような感覚に。
ジンとしてはアルコール度数が低く、少し甘みも感じられる柔らかな飲み口も特徴。いわゆる「ジン」と聞いてイメージする味わいとは一線を画す、男女問わず楽しめる新しいクラフトジンです。
本格的な味わいなのに低アルコール「koyoi」の乾杯にぴったりな、クラフトカクテルセットです。
保存料、着色料、人工甘味料は一切不使用のナチュラル製法で、フルーツやハーブの鮮度そのままにぎゅっとボトリング。
甘酸っぱいフルーツがたっぷりのBARのような複雑で調和のとれたカクテルなのに、Alc.3%。お酒が弱い方にも、おすすめのギフトです。
茨城県⻄の坂東市で養豚業を営む、⼭⻄牧場。
農場直送のブランド豚「三右衛門」は、エサが脂をつくり、脂にこそ旨味があるという想いから、こだわり抜いた飼料で育てられました。
おいしさをとことん追求し、“飲める脂”なんて言われることもあるほど、やわらかな肉質と上質な脂が特徴です。
想いを伝えるフルーツギフトブランド「蝶結び」の、メロンが入った季節のフルーツ贅沢セットです。
贈りものを開けるときのわくわくした気持ち。
その瞬間がもっときらめくように、という想いのもとに選ばれた華やかなフルーツセットが、癒しと元気を届けてくれます。
近江牛の芳醇な香りと霜降りの旨みを味わう焼肉セット。
創業75年を迎える老舗日本料理店「ひょうたんや」のこだわりの近江牛を堪能する、焼肉セットです。
近江牛の色々な部位を食べてみたい…!! そんな欲張りな想いを叶える、 人気の部位6種が焼肉カットで入っています。日本三大和牛のひとつである近江牛をたっぷりお楽しみいただけます。
引き出物に品物を用意してお渡しする場合には、「熨斗」をつけて贈るのが一般的です。
しかし、最近では、あえて引き出物に熨斗をつけないという人も増えています。カタログギフトの場合には熨斗がついていないことも多いですし、ゲストにカジュアルなパーティーを楽しんでいただくために堅苦しいことはあえてやらない、熨斗の代わりに、サンクスカードを添えて渡す、など様々な形が取り入れられつつあります。
一方で、年配の方など、ゲストによっては熨斗が無いとマナー違反だと感じられる方もいらっしゃいます。自分たちが呼ぶゲストがどんな方なのかも考えて、選択されることをおすすめします。
引き出物につける熨斗は、基本的に水引、かつ「結び切り」タイプを選びましょう。結び切りタイプは、「一度結んだらほどけない」ため縁起が良いとされています。逆に「蝶結び」は簡単にほどくことができるため、引き出物には使わないので注意しましょう。
結婚式場ごとに、引き出物の持ち込みルールは異なります。引き出物は、カード式、品物持ち込み、に関わらずすべて持ち込み料金がかかるところもあれば、ギフトカードはペーパーアイテムの持ち込みと見なされ、持ち込み料金はかからなかったり、受付で渡せば持ち込み料金はかからないという式場もあります。
お料理や、その他のオプションなどのバランスも加味して、持ち込み料を交渉可能な場合もありますので、持ち込みを検討している方はできるだけ早めに担当のプランナーさんに相談しましょう。
「品物か、カタログギフトか、悩む…。」「ただ贈るだけではなく、引き出物を通してゲストにちゃんと感謝の気持ちを伝えたいな。」そんな方は、ぜひ、GIFTFUL Wedding Planで引き出物を贈りませんか?
GIFTFULは、ゲストひとりひとりを大切にしたい、結婚式を通してよりつながりを深めたい新郎新婦さまを、応援しています。
引き出物だけでなく、沢山の準備が必要となる結婚式。ぜひ、おふたりがどんなポイントに重きを置いた結婚式にしたいのかを話し合いながら、自分たちもゲストも嬉しい引き出物を選んで、素敵なお式にしてくださいね。
選び直せるギフト
GIFTFULは贈り手が1つ選んで贈り、
受け取り手は好きなギフトに選び直せる
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