
結婚式の準備を進める中で、「引き出物って何を選べばいいの?」「金額の相場や贈り分けのマナーがわからず不安」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、引き出物の意味や金額相場、ゲスト別の贈り分けの方法から、喜ばれる品の選び方、のし・渡し方のマナー、最新の贈り方までわかりやすく解説します。
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結婚式の引き出物とは、披露宴に出席してくれたゲストへ、新郎新婦から感謝の気持ちを込めて贈る「お礼の品」のことです。もともとは平安時代に、宴の主が客人へ馬を庭に「引き出して」贈った習わしが語源とされ、現代では記念品や手土産としての意味合いが強くなっています。
引き出物は、ご祝儀や当日の出席に対する感謝を形にするものであり、結婚式を彩る大切なおもてなしのひとつです。ゲストが「招いてもらえてよかった」と感じられるよう、心を込めて選びたいところです。
「引き出物」と「内祝い」は混同されやすいですが、贈るタイミングと相手が異なります。引き出物は結婚式の当日に出席したゲストへ手渡す品で、内祝いは結婚式に欠席した方や、後日お祝いをいただいた方へお返しとして贈る品です。当日に渡すか、後日改めて贈るかが大きな違いです。
関連:結婚祝いのお返し・結婚内祝いに人気のおしゃれでハイセンスなギフト70選!相場・マナー・選び方を解説
一般的な引き出物は、「メインの品物」「引菓子」「縁起物」の3品で構成されるのが基本です。メインの品物はカタログギフトや食器などの記念品、引菓子はバウムクーヘンや紅白饅頭などのお菓子、縁起物は鰹節や昆布などの縁起の良い品を指します。近年は荷物を軽くする配慮から、引菓子を加えた2品構成にするケースも増えています。
引き出物の金額相場は、引き出物・引菓子・縁起物を合わせて1人あたり5,000円〜6,000円程度が一般的な目安です。いただくご祝儀のおよそ1割を引き出物、5%程度を引菓子・縁起物にあてると考えるとバランスが取りやすくなります。
ただし、ゲストとの関係性やいただくご祝儀の額によって適切な金額は変わります。下記の相場を参考に、相手に合わせて調整するのがおすすめです。
関連:引き出物の相場はいくら?親族・友人・上司など関係性別の金額目安と贈り分けマナー
ゲストの関係性 | ご祝儀の目安 | 引き出物(3点合計)の相場 |
|---|---|---|
友人・同僚 | 30,000円 | 5,000円〜6,000円 |
上司・恩師 | 30,000円〜50,000円 | 6,000円〜10,000円 |
親族(おじ・おば等) | 50,000円〜100,000円 | 10,000円〜20,000円 |
夫婦・家族での出席 | 50,000円〜 | 8,000円〜15,000円 |
ご祝儀を多くいただく親族や上司には、それに見合う品を用意するのがマナーです。一方で友人には相場どおりの品を選べば失礼にはあたりません。
贈り分けとは、ゲストの関係性やご祝儀の額、年代などに応じて引き出物の内容や金額を変えることです。全員に同じ品を贈ると、ご祝儀を多くいただいた方へのお礼が不足したり、逆に友人へ高価すぎる品を贈って気を遣わせてしまうことがあります。贈り分けをすることで、一人ひとりに見合ったお礼ができます。
関連:引き出物の選び方・相場・マナーを徹底解説|ゲスト別おすすめギフトと贈り分けのコツ
最も基本的なのが、親族・上司・友人といった関係性ごとの贈り分けです。ご祝儀の額が大きい親族には高価格帯の品を、友人には相場どおりの品を選ぶと、過不足のないお礼になります。3〜4パターンに分けるカップルが多く、管理しやすい点もメリットです。
同じ友人でも、男性と女性、若い世代と年配の世代では好みが分かれます。たとえば女性にはコスメやスイーツ、男性にはお酒やグルメといったように、属性に合わせて品を変えると満足度が高まります。ただし細かく分けすぎると手配が煩雑になるため、無理のない範囲で行うのがポイントです。
贈り分けは喜ばれる一方で、パターンを増やしすぎると当日の配り間違いや手配ミスのリスクが高まります。ゲスト同士で品物を見比べて、金額差が露骨にわからないよう配慮することも大切です。3〜4パターン程度にとどめると、失敗が減り管理もしやすくなります。
引き出物は、年齢も性別も好みもさまざまなゲスト一人ひとりに贈るため、「全員に喜んでもらえる品」を選ぶのが難しい贈り物です。関係性ごとに品を変える「贈り分け」で対応する方法もありますが、手配の手間が増えるうえ、それでも一人ひとりの好みまでは合わせきれません。定番のカタログギフトは無難な一方で少し味気なく感じられることもあり、重い品やかさばる品は遠方ゲストの持ち帰りの負担になってしまいます。
GIFTFULは、贈り手がギフトを1つ選んで贈り、受け取った相手がそのまま受け取るか、同価格帯の別の商品へ"選び直す"こともできるギフトサービスです。「この品を贈りたい」という新郎新婦の気持ちを伝えながら、ゲストの好みに合わない場合は選び直してもらえるため、贈り分けに頭を悩ませなくても、一人ひとりに合ったギフトが届きます。
GIFTFULなら、ゲストが自分の好みに合わせて選び直せるので、「もらって困った」というミスマッチを防げます。百貨店の上質ブランドからSNSで話題のアイテムまで厳選されたラインナップから贈れるため、カタログギフトのような味気なさもありません。URLで贈れるので、重い品やかさばる品をゲストに持ち帰ってもらう必要もなく、遠方からのゲストにも喜ばれます。
親族・上司・友人といった関係性ごとに金額帯だけ調整して贈れば、あとはゲスト自身が好きな品を選べるので、贈り分けの手間を大きく減らせます。一人ひとりの「ありがとう」の気持ちをかたちにしながら、受け取る側も心から満足できる引き出物になります。
引き出物は「ゲストがもらって嬉しいか」を基準に選ぶのが何より大切です。実用的で好みが分かれにくいもの、持ち帰りやすいものが喜ばれる傾向にあります。ここでは人気の品と、選ぶ際のポイントを紹介します。
カタログギフトは、ゲストが自分の好きな品を選べるため、引き出物の定番として根強い人気があります。好みのミスマッチが起きにくく、軽くて持ち帰りやすいのも魅力です。グルメ専門やブランド特化など種類も豊富なので、ゲスト層に合わせて選べます。
関連:結婚式の引き出物カタログギフト人気44選|相場・選び方・マナーまで解説
上質なタオルやペアの食器、おしゃれなキッチン雑貨も、日常で使える実用品として喜ばれます。ブランドものを選ぶと特別感が生まれ、記念品としての役割も果たします。ただし好みやすでに持っているかどうかが分かれやすいため、シンプルで使いやすいデザインを選ぶと安心です。
食品やお酒などの「消えもの」は、好みに大きく外れにくく、形に残らないため相手に気を遣わせない点が魅力です。少し贅沢なグルメや有名店のスイーツ、こだわりのお酒などは、特別な日のお礼にふさわしい品として人気が高まっています。
近年は、重い品やかさばる品をその場で渡さず、後日自宅へ届ける「引き出物宅配(ヒキタク)」や、カードやスマホから好きな品を選べる「引き出物カード」「ソーシャルギフト」といった新しい贈り方が広がっています。ゲストの持ち帰りの負担を減らせるうえ、好みに合わせて選んでもらえるため、満足度の高い贈り方として注目されています。
ここからは、結婚式の引き出物にぴったりのギフトを、グルメ・ドリンク・キッチン雑貨・美容アイテムのカテゴリ別に16点ご紹介します。ゲストの好みが分かれにくく、もらって嬉しい品を中心に選びました。
厳選された果実をたっぷり使用した優しい甘さのフルーツゼリー。高級フルーツの老舗、銀座千疋屋オリジナルのフルーツゼリーの詰め合わせです。さくらんぼ、ラ フランス、マンゴーなど6種の果汁と果肉をたっぷり使い、喉ごしよく上品な甘さに仕上げています。老舗の安心感と華やかさがあり、幅広い世代のゲストに喜ばれる結婚式の引き出物にぴったりの一品です。
季節の彩りと極上の味わい ダロワイヨのマカロン。季節限定のフレーバーを含む8種類が1個ずつ入った詰め合わせセットです。外はカリッと中はしっとりした繊細な生地に、果実のピューレを使ったクリームをサンド。1832年から続くパリの名店の華やかな見た目と味わいは、特別な日のお礼にふさわしく、女性ゲストへの引き出物にも喜ばれます。
フルーツとナッツに魅了される大人モダンな個性派ブラウニー。鮮やかな見た目が特徴のホシフルーツのチョコレートブラウニーです。少し水分を残して焼き上げることで、しっとり密な口どけに仕上げています。程よいサイズの個包装で日持ちもするため、遠方からのゲストへの引き出物としても扱いやすく、安心して贈れる人気の一品です。
稀少なアカシアはちみつにナッツを漬け込んだスーパーフード。天然・非加熱の「生はちみつ」専門店 MYHONEYのナッツの蜂蜜漬けです。稀少なハンガリー産アカシアはちみつに、4種のナッツを職人が手作業で仕込んでいます。美容や健康を気にする方にも喜ばれるため、幅広い世代のゲストへ贈る結婚式の引き出物にぴったりです。
「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」猿田彦珈琲。スペシャルティコーヒー専門店ならではの品質と、奥深いコクと余韻のある味わいが魅力のコーヒーギフトです。お湯を注ぐだけで本格的な一杯を楽しめる手軽さもうれしいポイント。日常で使える消えものとして、コーヒー好きのゲストに喜ばれる引き出物です。
上質な紅茶を日常に。リラックスタイムを贈る紅茶ギフト。ニューヨーク発のプレミアムティーブランド「HARNEY & SONS」のHTシリーズです。世界の名だたる茶園から厳選した茶葉による、独創性豊かなフレーバーを楽しめます。カップに入れてお湯を注ぐだけのサシェタイプで、上品さと実用性を兼ね備えた引き出物として幅広いゲストに喜ばれます。
奥多摩の名水から作られる、華やかで爽快な大吟醸。東京都の小澤酒造が手がける、日本酒好きの間でも評価の高い澤乃井です。山田錦を50%精米し、低温でじっくり仕込んだすっきりとした味わいが特徴で、アワード最高金賞の実績もあります。上司や親族など、お酒好きのゲストへの特別感のある引き出物におすすめです。
乾杯を彩る、甘くない低アル スパークリング。洋梨の果汁をふんだんに使用した、華やかで上品な香りのフルーツスパークリングです。Alc.3%と低アルコールながら本格的な辛口の味わいで、お酒が強くない方も楽しめます。お祝いの席にふさわしい一杯で、結婚式の幸せな雰囲気を持ち帰ってもらえる引き出物としても人気です。
上品かつ華やかなデザインで、ワンランクアップした食卓に。英国王室に愛されるテーブルウェアブランド、ウェッジウッドのプレート2枚のセットです。「フェスティビティ」は祝祭を意味し、立体感のある花綱モチーフが特徴。食洗機や電子レンジにも使える機能性も備え、ペアで使える縁起の良さから夫婦で出席するゲストへの引き出物にぴったりです。
置くだけで食卓が華やかに、北欧生まれのガラスの器。世界中で愛される北欧食器イッタラの「カステヘルミ」です。朝露をモチーフにした美しいデザインで、一人分にちょうどよいサイズ。フルーツやサラダなど幅広く使え、どんな食卓にもすっと馴染みます。おしゃれなものを好む友人ゲストへの引き出物として喜ばれます。
かわいらしいデザインで食卓を彩るミニココット。オーブンやレンジ、冷凍・冷蔵にも使えるストウブらしいシルエットのセラミックミニココットです。スープやディップ、茶碗蒸しやプリンづくりにも活躍します。食洗機対応でお手入れも簡単。料理好きのゲストへ贈る、実用的で気の利いた結婚式の引き出物としておすすめです。
毎日使うタオルを、IKEUCHI ORGANICに。真面目につくられたフェイスタオルとウォッシュタオルがセットになったギフトボックスです。よく水を吸い、よく乾き、気持ちいい風合いが長持ちします。使うほど味が出る定番シリーズで、リピーターも多い一品。日常で使える実用品として、結婚式の引き出物に幅広いゲストへ贈れます。
100%天然クレイで、極上のホームスパ体験。入浴料にもクレイパックにも使えるCLAYDの天然クレイ入浴料4個セットです。海外一流ホテルのスパでも愛用される高品質なクレイが、豊富なミネラルでうるおいのある肌へ導きます。リラックスタイムを贈れる気の利いた品として、女性ゲストへの結婚式の引き出物に喜ばれます。
オーガニック認証自社農園から生まれた3種の香りのハンドクリームキット。ジュリークの人気のローズ・ラベンダーにフレッシュグリーンを加えたギフトセットです。肌なじみがよくべたつかない使い心地で、持ち運びに便利なミニサイズ。香りを選ぶ楽しさもあり、年代を問わず喜ばれる引き出物として幅広いゲストに贈れます。
五感がよろこぶ、バスタイムの贈り物。天然由来成分100%のアロマバスソルト3種のセットです。発汗作用やデトックス効果で疲労やストレスの緩和に役立ち、ミネラルたっぷりのピンクヒマラヤロックソルトがなめらかな肌へ導きます。1回分の使い切りタイプで気軽に使える、忙しいゲストへの心遣いが伝わる引き出物です。
大切な方に贈る、優しい香りの保湿ケアギフト。OSAJIのハンドクリームとリップジェルのギフトセットです。心地よいアロマティックウッディの香りのハンドクリームと、Yuzu Mintの香りのリップジェルが、毎日の保湿ケアにぴったり。デイリー使いしやすい上品なセットで、女性ゲストへの結婚式の引き出物として喜ばれます。
引き出物は感謝を伝える品だからこそ、マナーを押さえておくことが大切です。のしの書き方や避けるべき品、渡し方のポイントを確認しておきましょう。
引き出物には、紅白・10本結び切りの水引が入ったのし(掛け紙)をかけるのが正式なマナーです。表書きは「寿」とし、水引の下に新郎新婦の名字、または両家の名字を並べて記します。一度きりであってほしいお祝いごとには、結び直せない「結び切り」を使う点を覚えておきましょう。
引き出物では、縁起の観点から避けたほうがよい品があります。刃物は「縁が切れる」、ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため別れを連想させるとされます。また、割れ物や重すぎる品、かさばる品は持ち帰りの負担になるため避けるのが無難です。ただし近年はこうしたタブーを気にしない方も増えているため、相手やシーンに合わせて判断しましょう。
引き出物は、披露宴のゲストテーブルの各席にあらかじめ置いておく「席上配布」が一般的です。紙袋にまとめて椅子の脇やテーブル下に用意しておくケースが多く見られます。最近では、持ち帰りの負担をなくすために宅配やカード形式で渡すスタイルも増えています。
関連:引き出物宅配は自分でできる?手順・費用・必要な準備をわかりやすく解説
最後に、引き出物について多く寄せられる疑問にお答えします。
基本は引き出物・引菓子・縁起物の3品です。ただし地域の慣習や荷物への配慮から、縁起物を省いた2品構成も増えています。地域や両家の考え方に合わせて決めるとよいでしょう。
夫婦や家族での出席の場合は、1世帯に1セットの引き出物を贈るのが一般的です。ご祝儀も世帯でまとめていただくことが多いため、それに見合う少し上のランクの品を選ぶと喜ばれます。
引き出物は、結婚式の1〜2か月前までに内容を決め、最終的な人数が確定したタイミングで個数を発注するのが安心です。贈り分けをする場合は、誰に何を贈るかのリスト作成も早めに進めておきましょう。
結婚式の引き出物は、ゲストへの感謝を形にする大切なおもてなしです。1人あたり5,000円〜6,000円を目安に、関係性やご祝儀の額に応じて贈り分けをすると、一人ひとりに見合ったお礼ができます。品選びは「もらって嬉しいか」「持ち帰りやすいか」を基準にし、のしやタブーといったマナーも押さえておくと安心です。
近年は、ゲストが好みに合わせて選べて持ち帰りの負担もない、選べるタイプの贈り方も広がっています。マナーを大切にしながらも、ゲストが心から喜んでくれる引き出物を選んで、感謝の気持ちを届けましょう。
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